借りぐらしのアリエッティ 米林監督とは?

次回作が「借りぐらしのアリエッティ」に決まった時、次の監督には若手を起用したいと宮崎監督と鈴木プロデューサーが二人で話し合いをしたそうです。

最終的に米林監督が選ばれたのですが、その理由は、鈴木プロデューサーがスタジオで米林監督とよく顔をあわせており、顔を知っていたこと実力あるアニメーターで、女の子を描かせるととても魅力あるかわいい絵を描くので、この企画にぴったりと白羽の矢が立ったということです。

ジブリ映画の歴代監督を振り返ってみると、宮崎・高畑監督以外では「耳をすませば」の近藤監督が45歳、「猫の恩返し」の森田監督が38歳、「ゲド戦記」の宮﨑吾朗監督が39歳ということで、36歳(公開時37~8歳)の米林監督はジブリ史上、最年少の監督となります。

米林監督のこれまでの活躍ですが、最初に映画を担当したのが「千と千尋の神隠し」。

その時担当したカットが千尋のお父さんとお母さんが春巻きと得体の知れないものを食べるシーンでした。

米林監督は「麻呂」というあだ名の通りおっとりとしたタイプで、それまで猛然と物を食べた経験が無かったそうです。

そこで、そのシーンを描くために宮崎監督の「ルパン三世カリオストロの城」や「名探偵ホームズ」などの作品を見て、食べるシーンを研究しました。ところがそうやって描いたシーンもなかなかOKが出ません。

宮崎監督からは「春巻きを食べるシーンといってもおろそかにするな。世界の秘密は春巻きにある」と激励され、その後頑張って、ようやくOKをもらったという逸話が残っているそうです。

また、「ハウルの動く城」「崖の上のポニョ」でも原画を担当。

ポニョでは、宗助に会うため人間に変身しながら波の上を走ってくる重要なシーンを任されています。

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